リハビリプログラム紹介

 「立つ」「座る」「歩く」などの日常生活に必要な動作をより快適に行えるよう、高齢者の方でも無理のないマシンを使用しトレーニングを行っていきます。
 また筋力アップだけでなく、バランス能力や柔軟性も改善することができます。
 マシンは細かい荷重設定に対応し、関節への衝撃を最小限に抑えて運動ができますので、どなたでも無理なく使用していただけます。

 ティアラの機能訓練プログラムは、身体および生理機能の衰えが顕著になる高齢者のために考案されたトレーニング法、「包括的高齢者運動トレーニング」(CGT)を採用しております。また筋肉に刺激を与えることで、身体機能だけでなく、やる気などの精神機能にも効果があります。

当施設内リハビリ機器のご紹介

レッグプレス

代表写真


膝を曲げ伸ばしすることで、腰かけた椅子を前後に動かす動作を繰り返します。
膝・股の関節や、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)、太ももの裏側の筋肉(ハムストリング)、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)のトレーニングが行えます。

効果
膝の屈伸が楽になるため、椅子からの起立、椅子への着座の動きがスムーズにできるようになります。



アブダクション・アダクション

代表写真


マシンに腰かけ、太ももを左右に動かし、足の開閉を繰り返します。
股関節や、骨盤周りの筋肉(中殿筋)、内ももや股関節周りの筋肉(股関節内転筋群)を鍛えるトレーニングです。

効果
骨盤が安定していくため、立位姿勢や歩行がしっかりし、ふらつきのない姿勢維持ができるようになります。



ローイング


マシンに腰かけ、左右のグリップを握り、肩甲骨ごと腕を後ろに引き寄せ、戻す動作を繰り返します。

効果
背筋が伸びていくため、猫背や腰の曲がりが少しずつ軽減します。また、胸(肺)が広がるので呼吸も楽になります。



レッグカール


マシンに腰をかけ、膝の曲げ伸ばしをしながら、足元のパッドの上げ下げを繰り返します。
膝関節や、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えるリハビリトレーニングです。

効果
曲がった膝が伸びてくるため、立位、歩行が楽になります。

トーソフレクション


マシンに腰をかけ、ポールを抱え、身体を前方に倒します。

平行棒


効果
転倒する主な原因として、バランス機能の低下があげられます。
安定感のある平行棒の中で、体力増強訓練、立位バランス訓練、歩行訓練などを行います。
また転倒予防としての歩行訓練にもなります。